日本を代表する騎手は、岡部幸雄騎手だと思います。

 

既に現役を離れて何年も経ちますが、私は今でも日本の騎手のナンバーワンは「岡部幸雄」騎手だと思っています。

 

勝利数では当面は武豊騎手が他の追随を許さない程の勝利数をあげていますが、その「武豊」騎手でさえ、岡部騎手に憧れ、尊敬し、見本としていました。
とにかく、騎乗フォームがキレイで、本人のポリシーである「馬優先主義」を最後まで貫き通した騎乗でした。

 

最近は、地方競馬から腕の立つ剛腕ジョッキー中央競馬に台頭し、もてはやされる時代ですが、岡部騎手は決して剛腕騎手ではありません。

スタートしてからごく自然に好位置につけ、人馬一体に見える程に見事に折り合いをつけ、最後の直線で無理なく先頭に立ってゴールを駆け抜ける。

馬券を買うファンにとっては安心して見ていられるジョッキーであり、「彼で負けたのであれば仕方がない」、と思わせる騎手でした。

 

中山競馬場の最終コーナー近くで競馬を観戦していた時、岡部騎手騎乗の馬が先頭で回ってきて、岡部騎手が馬上で、しごくことなく、鞭を入れることなく、全く微動だにしない姿を見つけるとその時点で勝利を確信したものでした。

 

シンボリルドルフ」や「マテリアル」とのコンビの話はあまりにも有名ですが、その陰で「スルーオダイナ」や「レオダーバン」等、岡部幸雄騎手が乗っていたからこそ重賞の勲章を手に入れることが出来た馬もたくさんいるのです。
今の若い騎手には、是非見習ってほしい理想の騎手だと思います。

 

岡部幸雄~思い出のダービー~

 

 

(画像出典:ウィキペディア)

 

岡部 幸雄(おかべ ゆきお)

1948年10月31日

群馬県新田郡強戸村出身

日本中央競馬会 (JRA) に所属した日本の名騎手