デムーロマジック炸裂・ミルコ・デムーロ騎手

 

私が好きな騎手は、イタリア人ジョッキーである「ミルコ・デムーロ」騎手です。

M・デムーロ騎手といえば、何と言っても2011年にドバイワールドカップを制した「ヴィクトワールピサ」とのコンビが思い出されます。

あの時は未曾有の大災害であった東日本大震災の直後に行われていて、日本の競馬ファンに勇気と希望を与えてくれたレースでした。

2着の「トランセンド」と日本馬ワンツーフィニッシュを決めた瞬間、私は感動の涙を流しましたが、それはまるで昨日のことのように思い出します。

 

M・デムーロ騎手はすでに日本人かと思うくらいの親日家で、頻繁に日本に来日してきています。

ミルコ・デムーロ騎手の勝ち方は、全部がそうではありませんが実はとても特殊です。

 

ドバイワールドカップの時のヴィクトワールピサもそうだったのですが、若干出遅れ気味のスタートから道中徐々にポジションを上げていき、4コーナー先頭から直線もそのまま突き放すという超ロングスパートだっただからです。

一般的にサラブレッドがトップスピードになれる瞬間はほんの一瞬と言われており、それがわかっているから各騎手は道中なるべく余計な動きはせずに直線まで我慢するわけです。

 

しかし、M・デムーロ騎手の騎乗はその真逆です。

スタートのハンデ、道中の押し上げ、直線のロングスパートは明らかにロスが多いはずなのですが、それでも楽に勝ってしまうのです。

 

長年競馬を観ていますが、こういった騎乗方法で勝つ騎手は初めてで、これぞ「デムーロマジック」だと思っています。

推測ですが、とにかく馬の行く気を削がない折り合い重視で馬が100%気持ちよく走っているからだ、と思いますが真相はわかりません。

これからも積極的に来日してもらって、デムーロマジックをどんどん繰り出して欲しいと思います。

 

ミルコ・デムーロ騎手インタビュー【天皇賞】

 

 

 

 

日本人より日本人らしいミルコ・デムーロ騎手

 

 

近年になってきて外国人騎手が日本に来日して活躍するということが普通になってきました。

その中で一番輝きを放っているのが「ミルコ・デムーロ」騎手だと思います。

 

デムーロ騎手は大の親日家として知られていますし、日本語もある程度理解しています。

インタビューの時には「ありがとうございます」と流暢に話すことが出来るのでとても好感を持つことが出来ます。

 

ネオユニヴァース」で日本ダービーも制していますし、日本の競馬ファンで知らない人はいないくらいの素晴らしい人物です。
そのデムーロ騎手が一番かっこよかったのは昨年の秋の天皇賞です。

 

天覧競馬となって、天皇皇后両陛下が観覧されていてレースで見事に「エイシンフラッシュ」で制してウイニングランを行っているときに、馬上から降りて天皇皇后両陛下に最敬礼をした場面には鳥肌が立ってしまいました。

日本人よりも日本人らしいなとも思ってしまいました。

 

個人的にはそのレースに外国人騎手が勝つならデムーロ騎手がいいなと思っていましたし、ここまでやってくれるとは全く思っていませんでしたので、ますますデムーロ騎手のファンとなりました。
クラシックのシーズンと秋に来日するというのが毎年のパターンなので早くクラシックのシーズンとなってデムーロ騎手の手綱捌きを見てみたいですし、どのようなパフォーマンスをしてくれるのかというのも個人的には注目しています。

 

ミルコ・デムーロ、天皇陛下の前で跪いて礼をする

 


 

 

ミルコ・デムーロ騎手は記憶に残ります

 

 

昨今の中央競馬は外国人ジョッキーが騎乗する機会が増加しており、大活躍しています。

これには日本の競馬関係者やファンの間でも賛否両論があり、様々なご意見があるでしょう。

確かに外国人ジョッキーの騎乗機会の増加は、日本人ジョッキーの騎乗機会を奪うものであります。

日本人ジョッキーの騎乗機会の減少により、引退する騎手が増加傾向にありますから、競馬ファンにとっては違和感を覚えるでしょうし、思い入れが奪われる事態にも繋がっています。

 

しかし、そうしたマイナス要素を超える様々なドラマを外国人ジョッキーが築き上げてきたのも間違い無いでしょう。

そうした様々なドラマの中で、日本の競馬ファンの脳裏に最も焼き付いている外国人ジョッキーは「ミルコ・デムーロ」騎手でしょう。

ミルコ・デムーロ騎手の日本での実績は素晴らしいもので、数々の大レースを制しています。

その中でも記憶に新しいのが、2012年の天皇賞・秋でのエピソードでしょう。

 

その日の天皇賞は天覧競馬で、天皇陛下がご来場されていました。

見事にミルコ・デムーロ騎手が騎乗した「エイシンフラッシュ」が勝利します。

 

天覧競馬では勝者がコースから天皇陛下に挨拶するのが通例で、馬上からお辞儀をします。

しかし、ミルコ・デムーロ騎手は馬から降り、片膝をついてお辞儀しました。

いままでに馬から降りて挨拶したジョッキーは皆無でしたので、ヨーロッパ流の陛下に対する挨拶はとても新鮮で素晴らしいものでした。

 

【ミルコ・デムーロ】両陛下に最敬礼、勝利を有終の美で飾る[桜H24/10/29]

 


 

 

 

大好きなミルコ・デムーロ騎手について

 

 

私の好きなジョッキーは「ミルコ・デムーロ」です。

彼はイタリアのジョッキーですが、短期免許制度を利用して毎年日本の競馬場でも騎乗しています。
1999年から来日して騎乗しているため、日本の競馬にもよく適応しており、技術・実績ともに申し分ないです。

 

2003年の皐月賞で「ネオユニヴァース」号に騎乗して日本でのG1初制覇をします。

その後の日本ダービーでも同馬に騎乗して優勝。

これは外国人騎手の日本ダービー初制覇という記録となっています。

 

こうした人気馬に騎乗したときだけでなく、いわゆる穴馬と呼ばれるような人気薄の馬に騎乗したときにも馬券に絡んだりしますので、騎乗テクニックは確かなものがあります。
加えてデムーロ騎手の愛されるべき点は「親日家」という点です。

 

東日本大震災の二週間後、2011年3月26日に行われたドバイワールドカップ。

デムーロ騎手は日本代表として「ヴィクトワールピサ」号に騎乗し見事優勝しました。

勝利後のインタビューで「日本人のために勝ちたいと祈っていました。私は日本を愛しています。」と涙ながらに語りました。

震災直後というタイミングで日本の馬で優勝し上記のコメントですから、私もすごく感動したのを覚えています。

 

翌2012年の天覧競馬となった天皇賞では、天皇・皇后両陛下の前で勝利後に馬から下りて方ヒザをつき最敬礼をしました。
すばらしいテクニックに加えて日本を愛する騎手。

そんなミルコ・デムーロ騎手をこれからも応援したいと思います。

 

デムーロの飛行機ポーズ2(08′JC)

 


 

(画像出典:ウィキペディア)

 

ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro)

1979年1月11日

イタリア出身