最強の2歳馬「フジキセキ」

 

凱旋門賞にも挑戦した「オルフェーブル」は、史上7頭目の三冠馬です。

三冠馬とは、3歳時に行われるクラシックレースである、皐月賞、日本ダービー、菊花賞のすべてを勝利した馬の事を呼びます。

オルフェーブルが三冠馬になる15年以上前に三冠馬に輝いたのが、当時最強と呼ばれていた「ナリタブライアン」でした。

ナリタブライアンが三冠馬に輝いた年に、日本で種牡馬デビューを果たしたのが、「サンデーサイレンス」です。

 

サンデーサイレンスの日本での初年度産駒の代表が、「フジキセキ」です。

サンデーサイレンスの種牡馬としての優秀さは、競馬を知らない人でも知っているほどであり、現在行われているG1レースのほとんどすべてを極短期間のうちに制覇してしまいました。

このような種牡馬は今までに存在しませんでした。

 

しかしナリタブライアンが活躍していたときには、サンデーサイレンス産駒はデビューしたばかりであったので、優秀である事は知られてはいませんでした。

サンデーサイレンスのすごさを始めに世に知らしめたのが、フジキセキです。

 

フジキセキはナリタブライアンの1年下の無敗の2歳チャンピオンであり、2年連続の三冠馬になることを期待されていました。

ところがフジキセキは、クラシックの本番を走ることなく故障が原因で引退してしまいました。

結局4戦しか競走成績はありません。

もし故障しなかったならどのような活躍をしていたのか見てみたかったという意味で、強く印象に残っている競走馬です。

 

フジキセキ 全レース