女傑といえば、エアグルーヴ

 

私は昔は競馬について何も知りませんでした。
結婚してからは主人が競馬好きで、いつも競馬新聞を見ながらG1レースを予想をしていました。

 

ある日ついでに馬券を買ってみればと言われて、興味本位で初投票することにしました。
その際初めて馬は牡牝一緒に走ることを知りました。
とりあえず雌馬で名前で響きが良かったのが「エアグル―ヴ」という馬でした。

 

初めてだし複勝で1,000円分買ってみたところ、なんと勝ってしまったのです。

 

その時エアグルーヴの走りを初めて見たのですが、大きさはやはり牡馬より一回り小さいのです。
しかし前にいる牡馬を「なによーっ」とばかりに追いかけて抜き刺す瞬間のカッコ良さと美しさがとても素晴らしいと思いました。
自分もあの馬の様に負けず魂が欲しいものだと感じ、すっかりエアグルーヴのファンになりました。

 

ジャパンカップで「ピルサドスキー」という強い外国馬と戦ったのですが、他の馬達を差し置いて「なによーっ」の勢いで食い下がって2位になった瞬間を忘れません。
その後強いと言われた女傑はたくさん出ましたが、エアグル―ヴのように骨のある美しい馬はいないと思っています。

 

最後のレースで落鉄してしまって4着だったのは残念ですが、今でもあの赤と白のポンポンの髪飾りの姿は忘れられません。
引退して何頭か子供を産んだのですが、母のように前にいる馬は抜きたくなるというようなガッツのある馬が出て欲しかったです。

 

オークス 1996年/エアグルーヴ