馬体が美しい短距離の王者タイキシャトル

taiki私の好きな競走馬の1頭に「タイキシャトル」がいます。

 

なんといっても馬体の美しさがあります。
普通の馬であれば馬体が全て黒一色であったり、芦毛であればそれだけという色ですが、タイキシャトルの場合には馬体は栗毛でありながらタテガミなどは金髪のようになっていて他の馬とは違います。

 

そして馬体の美しさも素晴らしい所がありますが、この馬には強さも兼ね備えているのです。
1200メートルから1600メートルまで強さを誇り、4歳のユニコーンステークスから快進撃が始まります。

 

このレースを圧勝し、古馬戦線に突入していきますが、当時4歳と古馬には力差があり中々勝てない状況が続いていました。
そんな不安視がある中でタイキシャトルはスワンステークスだけでなく、続くG1戦線では圧倒的な力を見せマイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークスと古馬のマイルとスプリンターを制して頂点と立ちました。

 

そして翌年の安田記念まで制して国内に敵はなしという状況を作り出し、海外へと向かっていきます。

 

今でこそ海外遠征は当たり前となっていますが、この当時は非常に珍しく期待と不安が入り混じっている状況でした。
レースの方は日本にはなかった直線だけというレースでありましたが、着差はあまり付かなかったものの強さをいかんなく発揮したレースとなり優勝しました。

 

世界まで制覇したタイキシャトルは国内に戻ってきて、マイルチャンピオンシップでは5馬身差というこれまでにない強さを発揮し世界最強にまで上り詰めた馬は違うなという存在にまでなっていきました。

 

引退レースとなるスプリンターズステークスでは無念の3着となってしまいます。
しかしこの路線というのはクラシックディスタンスのように注目度が低いものでしたが、タイキシャトルによって注目を浴びる距離にもなってきました。

 

そんな強さを持っているマイル馬は近年出ていないので、また同じような馬を見てみたいものです。

 

第15回 マイルCS 1998.11.22 京都 芝1600m タイキシャトル